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物流ニュース
楽天と横須賀市 自動配送ロボットの公道走行実証実験を開始
2020年12月23日
楽天と横須賀市は12月7日、同市内の馬堀海岸地域において、自動配送ロボット(パナソニック製)によるスーパーからの商品配送サービスの実現に向けた、公道走行実証実験を14日から開始することを発表。今回の実証実験では、同市馬堀海岸地域の住宅地(約200m×約120mの範囲)において、低速・小型の自動配送ロボットを自動走行させ、公道を安全に自動走行できることを実証する。
走行中は、同地域から約5km離れた「横須賀リサーチパーク」から、自動配送ロボットを遠隔監視する。政府は12月1日に取りまとめた成長戦略の実行計画で、「公道走行実証の結果を踏まえて、遠隔で多数台の低速・小型の自動配送ロボットを用いたサービスが可能となるよう、来春を目途に制度の基本方針を決定し、2021年度のできるだけ早期に、関連法案の提出を行う」としており、今回の実証実験も今後の制度整備に貢献できるものとしている。
なお、同取り組みは、同地域の「西友馬堀店」から近隣の住宅地への自動配送ロボットを活用した商品配送サービスの実現を目指すもので、2021年前半には、実際に近隣住民の注文を受けて「西友馬堀店」の商品を届けるサービスの期間限定での提供を予定している。楽天と横須賀市は今後も、連携をさらに深化させ、テクノロジーを活用した地域課題の解決に取り組むとしている。
◎関連リンク→ 楽天株式会社
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