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物流ニュース
ベテラン社員に異変 男性更年期障害が判明
2021年3月24日
大阪府の事業者では、ベテランの50代の男性社員の変化について少し前から気になっていた。同社社長は「その社員は昨年あたりから、全身の倦怠感やめまいなどを訴えるようになっていた。私は『歳のせいだろう』と簡単に片づけていたが、後に男性更年期障害であることが判明した」と話す。
男性更年期障害は、加齢に伴う男性ホルモンの低下によって引き起こされる症状のことで、40代から50代に多いとされている。加齢によるテストステロンの減少に加え、職場での責任や家庭でのストレスが多い時期に発症する傾向があると言われている。身体的な症状だけでなく、精神症状として不眠や無気力、イライラ、集中力・記憶力の低下などとともに、うつ症状が出るケースも見られるという。また、肥満や糖尿病、心筋梗塞などのリスクが高まることも分かっている。
同社社長は「症状は人によって現れ方は様々だという。今回の事例を参考に、『ただの疲れだろう』と症状を放置して重症化してしまう前に、弊社では社員に診断を積極的に勧めたい」と話す。
身体の不調は日々の疲れによるものなのか、何かの病気である可能性はないのか、企業は社員の些細な変化を見逃さず、適切な対処を行うべきだろう。
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めちゃ当てはまってるんですけど・・・。転職してから、ほとんどパレ積みなので運動不足です。