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物流ニュース
みかん箱 桧田渉社長「国際輸送を安く、早く、手軽に」
2021年4月8日
みかん箱(東京都中央区)は2015年から、フォワーダーとして日本国内の中小企業の海外輸出のサポート事業を行っており、社名からくるイメージのとおり、小口(小さい貨物)を専門に年間6000件の輸送を行っている。
もともとHRのコンサルだった桧田渉社長が、「中小企業の輸出を支援したい」という思いからスタートした事業で、みかん箱ひとつからの国際輸送を安く・速く・手軽に行えるようにDoor to Doorで見積もりを出している。
また、日本の中小企業に加えて、最近は、日本のモノを仕入れたいという香港や台湾のECショップからの依頼も増えており、輸送の仕事だけではなく、仕入れのサポートも行っている。
桧田社長は、「事業のメーンは、当社がサードパーティーとなって国際輸送のブッキングを行うこと。見積依頼があれば2、3時間以内にスピーディにお応えするようにしており、値上げができるようなサービスを提供していきたい」としている。
コロナによる同社事業への影響については「アメリカ向けのEMSが止まっているので、小口でアメリカ向けの依頼が見積依頼を含めて3倍くらい増えた」とし、「アジア向けはコロナの影響よりも香港の民主化デモによる影響の方が大きかったが、ECショップのお客さんが多く、コロナで追い風のところがあって物量は増えている」という。
同社では今後、「これまで香港や台湾で培ってきたノウハウを生かして、違う国にも取引先をつくっていきたい」としているほか、「国際輸送に必要な専門知識が幅広く求められる仕事であることから、国際輸送を専門とする輸送会社と組んで新たなサービスを提供していきたい」と考えている。
◎関連リンク→ 株式会社みかん箱
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