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物流ニュース
時間伸びても変わらぬ運賃 コース変更で採算合わず
2021年6月9日
大阪府で地場輸送をメインに営業展開している運送事業者は、労働時間が守れずに頭を抱えている。
同社は、大手運送会社の下請けとして店舗配送を手掛けているが、物量減少によるコース変更などで労働時間が長くなった。「今まではギリギリ守れていたが、コロナ禍でコース変更を言われてから時間だけが伸び、運賃は変わらないので、採算が合わなくなってきた」と嘆く。
大手運送会社に保有台数の7割ほどの仕事をもらっているという同社。「断ることもできず、言われた仕事をこなしているが、先行きを考えて悩んでいる」という。
「1社にかなりの台数を入れていることが災いして悪循環になっている。コロナ禍で新たな仕事の話もなく、営業もできていない状況で、今後どうすればよいか考えているところ」とし、「同業者にも営業をしているが、周りも仕事がない状況なのは同じ。諦めずに営業は続けていくつもりだが、このままでは経営難に陥ってしまう。現状を打破するためにも周りに声をかけながら動いていきたい」と前向きに語る。
この記事へのコメント
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1社専属はやばいでしょう。絶対、足下見られますよ。昔よく言われていた3割でも最近は多い気がする。元請けも荷物薄いし求荷求車もバーターだし。