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物流ニュース
物流連 自動車政策検討会でトラックEV化の課題発表
2021年5月17日
日本物流団体連合会(物流連、渡邉健二会長)はこのほど、国交省と経産省主催の「カーボンニュートラルに向けた自動車政策検討会」第3回会合で、会員企業にヒアリングした内容をもとにトラックEV化への課題や要望を発表した。
発表内容では「トラック業界は中小事業者がほとんどでコストアップ分を荷主に転嫁できない現状」とし、EVトラック普及に必要なこととして「車両単価の低下や補助金等の措置および10年以上の耐用年度を持つ車両。商用車のEV化では日本のメーカーが多彩なニーズに適合するEVトラックを大量かつ安価に提供できる生産体制」とした。
また、「ラストマイルは1日に50キロ程度の走行で実用可能だが課題は車両単価と充電設備が必要。近距離トラックは車両価格が高騰し導入しても採算がとれないため導入事業者は少数、走行距離は1日100〜200キロで運行コストが課題。長距離トラックは1日の走行距離500〜1000キロで、現状の技術ではまだ開発段階に至っていない。FCVに可能性はあるが、実用化には全国のSA等で24時間の燃料供給体制が必要」とした。
物流業界カーボンニュートラルへの課題について「鉄道や船舶へのモーダルシフト、パレット等の規格標準化の推進、リードタイム延長による積載率向上の推進で物流の環境負荷軽減が可能」と述べ、カーボンニュートラルの実現に向けては「EV化のほかに国をあげて運び方を変えていくこと、そのためにはリードタイムや中継基地の整備など運び方を転換する環境を作ることが重要」とした。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本物流団体連合会
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Evは 劣化して 航続距離が どんどん少なくなる。充電しても メーター満タンまで 劣化すると時間が 多くかかりそしてすぐ 電気が無くなる。暖房を使うとすぐに電気がなくなって 走行ができなくなる。