【愛知】藤久運輸倉庫（久米博明社長、刈谷市）はこのほど、交通安全啓発ポスターを作成した。

これは、今年１月に同社がお披露目した交通安全広報車のデザインを活用して製作されたもので、「安全運転ありがとう」の言葉とともに、地元の幼児園の園児らが安全運転をするトラックドライバーへの敬意を込めて自身の敬礼姿を描いたイラストが並ぶ。

この広報車作成のきっかけは昨年秋、久米社長が会長を務める刈谷市安全運転管理協議会が例年警察と行う交通安全活動がコロナ禍で自粛されるなか、「可能な形での交通安全ＰＲを」と警察に看板作成を提案したことから。アイデアを詰めるなかでは県下の事故情勢を鑑みて「歩行妨害による事故を防ぎたい」というコンセプトを打ち出し、看板から広報車の作成に変更。さらに、この活動に賛同した市役所なども参加して進められ、完成に至った。

今回のポスターは協議会会員に配布され市内各所に展示、さらなるＰＲを行うためのもの。

久米社長は、「準備期間は少なかったが、いいものが出来た」と笑顔で経緯を振り返りつつ「子どもたちや地域を巻き込むことで、交通安全意識は勿論、業界イメージの向上にも繋がってくれれば」と期待を込めた。

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