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物流ニュース
トラストエキスプレス 危険物倉庫で活躍を、初めて支店も出店
2021年8月4日
トラストエキスプレス(福田翔社長=33、広島市安佐南区)は、県内では数少ない危険物倉庫を今年1月に竣工。同時に営業倉庫の登録を済ませ、倉庫事業を本格的にスタートさせた。
同倉庫は山陽道の河内ICから北へ約2kmに位置し、同社にとって初の支店・東広島支店(東広島市河内町入野)の3400坪の敷地内に建設。第4類の危険物保管が可能で、冷蔵機能付きの30坪1区画と、常温の5区画(各45坪)で構成。1区画ずつ警備システムを導入し常時監視する。
倉庫の特性上、着工前に近隣住民への説明会を開き理解を得るなど苦労もあったというが、社長は「倉庫業を始めるにあたり『他とは違うことをする』という視点で着工を決めた。県内で危険物倉庫を持つ事業者は5、6社と少ないそうで、需要も見込めると考えた」と話す。
稼働から半年。今後について社長は「例えば入出庫の時間外対応など、お客の要望があれば検討していきたい」と話し、さらなる発展を視野に入れる。また、敷地内には別棟で75坪の毒劇物倉庫も備えるほか、同市八本松地区にも2棟延べ140坪の第2毒劇物倉庫を確保。まもなく運用を始める。
なお、同社はいずれも社長が代表を務める青葉食品(食品の企画・製造・販売)、トラスト(食品・アパレル・医療品などの検品や梱包の代行業)のグループ会社として、平成29年に貨物運送事業を開始。中・小型車を中心に13台を保有する。今回の倉庫業を主軸の一つに据え、グループの事業展開を図りたい考えだ。
◎関連リンク→ 株式会社トラストエキスプレス
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