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物流ニュース
SBSHD 新規営業の強化が奏功
2010年3月8日
SBSホールディングスは2月24日、決算説明会を開催。連結業績は売上高1157億1000万円(前年同期比17%減)だったが、当期純利益は19億8800万円(同107%増)。
物流事業単独では売上高1048億100万円(同8.4%減)だが、営業利益は26億9900万円(同5.2%増)だった。
これは物流量の減少のほか、SBSポストウェイ社の全株売却による売上高約60億円減や不動産事業の約50億円減、人材事業の売上減が要因と発表した。
その中でも物流事業は減少幅が少なかったと説明。鎌田正彦社長は「09年はメーカー系やスーパーの食品物流系が大幅に冷え込んだが、通販やネットの個人宅個配は比較的堅調。物流事業の営業利益率も目標の3%に近づいており、物流を中心とした事業は過去5年間順調に利益を伸ばしている」と説明。
また、「物流事業では新規営業の強化で約50億円の受注高があった。新規の余波は続いており、次期は70億円を見込んでいる」という。
さらに昨年立ち上げた「バルス」の3PL事業が軌道に乗り、今年の売り上げ見込みは約20億円と発表。今後は新規営業拡大と3PL提案力を持った人材の育成、伸びているジャンルにしぼった3PL開拓も計画。「景気はさらに5%程度落ち込むと見ているが、それ以上に新規開拓を進めていく」とし、10年同期は連結で売上高1160億円、当期純利益20億円と予想している。
◎関連リンク→ SBSホールディングス株式会社この記事へのコメント
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