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物流ニュース
コープネット事業連合 「エコセンター」完成
2010年5月6日
関東信越の8生協が加盟する生活協同組合連合会コープネット事業連合(赤松光理事長、さいたま市南区)が、千葉県野田市で建設を進めていた「コープネットエコセンター」がこのほど完成し、4月21日から稼働を開始した。
同センターは、生協の店舗から出る食品トレーや牛乳パック、卵パック、魚箱などの資源物を回収して集めた上で、そうした資源物を減容・圧縮する施設。再資源化で、循環型社会の実現に向けて貢献していくとしている。
1500坪の敷地に、650坪の鉄骨造り平屋建ての建物で、処理能力は、発泡スチロール減容が1時間当たり300kgで、ダンボールの圧縮が同10トン、ペットボトルが同400kg、アルミ缶が同100kg。
牛乳パックなどの資源物の回収は、物流センターから店舗へ配送を行うトラックの帰り便を活用する。これまでの取引先による回収から帰り便へシフトすることで、物流コストやリサイクルコストの削減を図れるとしている。さらに、同センターはカーボンオフセットを活用し、CO2排出量をゼロにしている。
稼働に先立ち、同16日に開所式を開催。取引先などの関係者に加え、根本崇野田市長も出席した。
◎関連リンク→ 生活協同組合連合会コープネット事業連合この記事へのコメント
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