西濃運輸（那須野昌隆社長、岐阜県大垣市）の京都支店（京都市南区）はこのほど、京都大学宇治キャンパスの耐震工事に伴い、最新鋭の実験研究設備などの移動作業を行った。

　同キャンパス内の研究所棟内にある実験研究機器をいったん、１００ー３００ｍ離れた別の建物に移動させ、耐震工事終了後に再び研究所棟に戻す作業。大型シェーカーや遠心分離機などの重量物は、ジャッキアップしたうえでチルローラーとハンドリフトで移動。
精密機械は台車の上にウレタンを敷くなど、高い輸送技術を要したという。
　研究所棟は５階建てで約１８０部屋あり、延べ３００人が３月３０日から５月１８日にかけて作業にあたった。
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