Now Loading...
 
  • 物流ニュース

    ANA 新型軽量コンテナを500台導入

    2010年8月11日

     
     
     

     ANAは、新型軽量コンテナを500台導入し、7月から使用を開始した。今回導入したコンテナは、底盤と骨格を除く外板部分を東レの炭素繊維強化プラスチックに、開閉部分を大型テント倉庫などに用いられる防汚・防水性の高いキャンバス素材にそれぞれ変更。従来のアルミ製コンテナと比較し、30kgもの軽量化(従来比約30%減)を実現した。
     また、同強化プラスチックを活用することで、コンテナ自体の強度も向上。さらに、コンテナ庫内の骨組みによる出っ張りを極力削減させたアウターフレーム構造の採用で、輸送貨物へのダメージが低減され、品質向上に寄与するという。


    0810ana.jpg
     同社では、当初は東京(成田)=サンフランシスコ線を中心に、主に欧米路線にて導入。同路線で使用されるボーイング777ー300型機のコンテナ搭載可能台数は44台で、1機あたり最大で1320kgの軽量化が実現することになる。メンテナンスコストも従来型と比較して低減できるという。
     同社では、「順次、軽量型コンテナへの更新を進めていく」とし、「今年度に導入予定で、同じく炭素繊維素材が使用されているボーイング787にも、この新型コンテナを搭載する予定」としている。
    ◎関連リンク→ 全日本空輸株式会社

     
     
     
     

    この記事へのコメント

     

    コメントをする

    ※コメントを投稿することにより、利用規約をご承諾いただいたものとみなします。

    内容をご確認の上、送信してください。

     
     
  •  
  •  
  • 「物流ニュース」の 月別記事一覧

     
  • 物流ニュース」の新着記事

  • 物流メルマガ

    ご登録受付中 (無料)

    毎週火曜に最新ニュースをお届け!!

    ≫ メルマガ配信先の変更・解除はこちら