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物流ニュース
千葉ト協千葉支部 トラック運転体験会&マッチング会を開催
2021年11月30日
千葉ト協千葉支部(齋藤政雄支部長)はこのほど、千葉市と共催で、姉崎自動車教習所で、トラック運転体験会&マッチング会の第1回を開催した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、雇用情勢の悪化が続く中、雇用の流動化を促進する取り組みとして、労働力の過剰な業種から人手不足が続く業種への人材移行が求められている。同イベントは、依然としてドライバー不足が叫ばれる運送業界に、足を踏み入れる人を増やし、雇用対策の一環として、市内運送事業者の人材確保につなげる狙いがある。
今回のマッチング会は、中型普通免許を保有し、現状の免許で8トントラックまで運転可能な人に向けて行われた。実際にトラックの運転を体験することで、運転感覚をつかみ、運転に自信を持つことができるという。同イベントでは、参加者と市内運送企業とのマッチング会も同時に行われ、参加者には、企業の業務内容の紹介及び、企業と交流の機会が提供される。
千葉ト協千葉支部は齋藤政雄支部長(太平洋エクスプレス社長)、上塚泰雄(神葉運輸社長)、水野浩利(水野運輸社長)両副支部長らが出席した。
齋藤支部長は冒頭のあいさつで、「最近では若い人の運転離れが進み、人材確保に苦労しているが、ドライバーの仕事は生活に不可欠な物流の一端を担っている」とし、「ぜひ、これを機に、前向きに検討してほしい」と参加者らに呼び掛けた。続いて、会場となった姉崎自動車教習所を提供するSBS自動車学校の菊地和彦社長が、「これから試乗していただき、ぜひ、我々の仲間入りをして、トラックドライバーになってもらいたい」と述べた。
参加者は運転レクチャーを受けた後、トラックの運転体験に参加し、DVD視聴や、最後に企業・業界ガイダンスで会社説明や質疑応答などに臨んだ。
なお千葉市では同イベントとは別に、ドライバー不足解消の一環として、新たに、「運転免許取得支援制度」を創設している。
同マッチング会は3回行われる予定で、第2回は今月、第3回は12月に開催される予定。
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