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物流ニュース
膳所自動車教習所 運送事業者に合ったスケジュールが可能
2010年11月9日
「滋賀県内はもちろん、長野県や北陸地方、三重県、愛知県、和歌山県からも受講者が来ている」と話すのは、膳所自動車教習所(滋賀県大津市)の営業統括責任者である上畠康夫氏。
同教習所は全国に21校の教習所を展開するSDSグループの一員。同グループでは教習所運営のほか、安全運転教育事業や人材紹介事業を手がけている。
滋賀県内外から受講者が駆けつける要因について、「大型・中型免許の取得に際して、社会人の方のニーズに合ったスケジュールを組むことが出来るのが大きいのではないか」と話す同氏。1月1日を除いて年中無休で、「入校や検定は毎日受けることが出来る。自分に合わせたプランを作ることができ、大型一種なら最短10日で卒業できる」という。
「運送会社で働きながら、無理なく通っていただけるよう心がけている」という同教習所。「特にみなさんに知っていただきたいのが、教育訓練給付金制度の存在」という。同制度を活用すれば、受講料金の最大20%(上限10万円まで)がハローワークから支給されるが、「制度をご存じでない運送会社の方が多い」と同氏。「せっかくの制度なので広く活用していただきたい」と話す。
また、「安全運転教育にも力を入れており、内定者再教育制度や安全運転競技会、エコドライブ講習などを手がけている」という。「新卒者を採用する場合、試験段階で運転技能の能力を確認し、事前に知らせることも可能」。安全運転講習では、「運転技術を向上させるには地道な努力が必要だが、運転意識を向上させることはすぐに出来る。少しの助言でドライバーが急成長する姿を何度も見てきた」と強調する。
「第三者にしか分からないウイークポイントがある。自分自身を知らないことには弱点を克服できないし、弱点から目をそらしていることも多い」と指摘する同氏。「いい人材がトラック業界に増えるための協力を、一緒にさせていただきたい」という。
全国初となる電動バイクを導入するなど、環境問題への取り組みも積極的に進める同教習所。「交通安全や燃料コスト削減などは、まずデータの分析が大切。ドライバーの運転を直すきっかけにしていただければ」と話す。
問い合わせは、電話077(543)3335番(担当・上畠氏)まで。
◎関連リンク→ 膳所自動車教習所この記事へのコメント
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