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    「困った」を解決する運送事業の難しさ…

    2011年5月9日

     
     
     

     必要とされるサービスや製品を提供できるかどうか。アイデア商品の多くは、生活や仕事の「困った」や「こうなれば便利」といった、ちょっとしたことをヒントに生まれている。だが、運送業はそうした思いを実行しにくいのも実情だ。


     横浜のあるIT関連企業の社長に話を聞いた。脱サラで独立して十数年で、IT企業と飲食店など異業種もあわせ四つの会社を経営している。もともと起業家を目指していたわけではなかったが、気がつくと多くの事業を手がけていたという。
     同社長は、起業の基本は「困っている人を助けること」という。「いろんな人脈から相談を受けて、自分たちにできることならば、やらせていただこう」という思いで新たな仕事を生み出してきた。
     この社長は「自分たちが儲けるために仕事を作り出すということはしない。それは必要とされない仕事だから儲からない」と話す。「困っている人を探し手助けする。それがビジネス。人のために役立ちたいと思えば情熱がわく。儲けは必要だが金のためだけだったら力が入らない」。
     この話を、ある運送事業者に話すと「お客様の困ったことを解決したいと思っても、運送の場合は難しい」といわれた。同業他社の下請けとして、まさにお客さまの「困った」に対応してきたが、その結果として労働時間超過などになり、車両停止の行政処分を受けることとなった。
     荷主の要望に応えて時間指定に対応した結果だが、労働時間超過となってしまった。運賃が高いわけでもなく利益率も悪い。運賃値下げで他社の仕事を奪ったわけでもない。利益のためよりも荷主の依頼に応えただけなのだが、結果的に労働時間でひっかかり、法令違反になってしまった。同事業者は「違法なことをして儲けようというのではなく、お客の要望に応える結果が法令違反になってしまうとは」と困惑している。

     
     
     
     
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