東日本高速道路（小畠徹社長、東京都千代田区）と中日本高速道路（宮池克人社長、名古屋市）は、令和４年４月１日からの首都圏の新たな高速道路料金について発表。

首都圏の高速道路料金については平成２８年４月から、首都圏の高速道路料金を利用重視の料金体系へ移行しており、圏央道などの利用が料金の面において不利にならないよう、ＥＴＣ車については、「起終点を基本とした継ぎ目のない料金」を導入している。

令和４年４月１日からの首都高速道路の上限料金見直し及び深夜割引導入にともない、同一起終点において、都心部（首都高速道路）経由の料金が変更となる場合があるが、圏央道経由などの料金の方が高い場合は、引き続き圏央道経由などの料金を都心部（首都高速道路）経由と同額に引き下げる。

なお、首都高速道路（前田信弘社長、東京都千代田区）では、４月１日からの基本料金（下限額～上限額）について、ＥＴＣ車の場合、距離に応じた料金を基本とし、大型車は４００円～３１１０円、特大車は５５０円～５０８０円としている。

また、首都高速道路の湾岸線または横浜・川崎エリアを発着し、常磐道を利用するＥＴＣ車が東京外環道の三郷ＪＣＴから高谷ＪＣＴまでを迂回して利用する場合、直行したときと同じ料金になる「千葉外環迂回利用割引」を、４月１日午前０時から導入する。

対象となる首都高速道路の出入口は、湾岸線（葛西出入口以西）、羽田線（空港西出入口以南）、横羽線、三ツ沢線、狩場線、大黒線、川崎線、横浜北線、横浜北西線の出入口となる。

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