Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ（中村悟社長、東京都千代田区）と弊紙物流ウィークリーは３月２４日、「物流業界とＭ＆Ａ」をテーマにオンラインセミナーを開催した。

近年、事業承継や事業戦略で山積する課題を解決する糸口の一つとして、「Ｍ＆Ａ」が注目を集めているが、まだ実態が十分に浸透していないのも実情。

セミナーでは、物流ウィークリーの高田直樹が、Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ次長の菊池尚人氏との対談を通じて、メリットやデメリットなどＭ＆Ａの実態を深掘りする形で行われた。

「なぜ物流業界でＭ＆Ａが急増したのか」について菊池氏は、増加の背景について説明した上で、業界に山積する課題を指摘した。

同氏は、Ｍ＆Ａのメリット・デメリット、実際の事例、そしてＭ＆Ａを活用した事業承継と成長戦略について解説、最後は参加者からの質疑応答に答えた。

高田記者は、「質疑応答での質問が多いことからも、Ｍ＆Ａへ関心のある事業者は多いと見受けられる」とした上で、「今後、Ｍ＆Ａが物流業界における事業承継や事業拡大において、キーポイントになっていくのではないか」と見解を述べ、セミナーを締めくくった。

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