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    阪神高速新料金「距離制」に反発 大阪維新の会に賛同

    2011年9月29日

     
     
     

     阪神高速道路の新料金体系をめぐって、距離制料金への移行が検討された際、大阪府の運送事業者らは「実質値上げとなり大きな負担が強いられる」として反発していた。そんな中、地域政党の大阪維新の会は、「距離制料金制度への移行は利用者への負担増となる恐れがある」ことから、反対意見をまとめたことが明らかとなった。


     これを受けて、海上コンテナ輸送の事業者などから、数多くの意見が寄せられている。和泉市の事業者は「大阪港や神戸港への輸送をはじめ、東大阪など阪神間を運行しており、定額料金であることから利用することが多い。しかし、距離制となれば場所によっては利用できないケースも多くなる」とし、「高速道路を避けて一般道路の利用が増加し、結果、各地で渋滞が発生しかねない。大阪の交通事情も大きく変わってしまう。今回の維新の会の内容は、業界にとって大変頼もしい」と語った。
     また、業界団体の職員からも「大阪府下の運送会社にとって、『大阪維新の会』の名前を聞くだけで交付金カットが思い浮かばれ、いい印象は持っていない。しかし、今回の反対表明は、大きくイメージを変えた」と評価。「さらにトラック運送事業者に距離制料金に対する意見を集めており、今後も現行通り定額制料金を続けてもらいたい」と話す。

     
     
     
     

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