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    萬運輸 中期経営計画でブランド確立へ

    2011年11月11日

     
     
     

     萬運輸(東海林憲彦社長=写真、神奈川県横浜市)は、3年間の中期経営計画「YOEプラン」を策定、8月からスタートしている。
     3年間を「競争力再生」「成長進化」「市場創造」の3つのステージに分けて、ブランド化をめざす。


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     「YOEプラン」は「萬運輸オーバーエクステンションプランの略」と東海林社長は説明する。現有能力を超えた水準の戦略をとることで、目標とのギャップを学習する取り組みだ。経営理念は「私たち萬運輸グループは物流事業を通じ『私たちのブランド』を実現し地域・社会に『尊敬される企業』を目指します」。
     理念を実現するため、YOEプランでは4つのキーワードを挙げる。1つは「身の丈経営」。「分を知り、自らの強み・魅力を生かすということ」と説明。2つ目が「顧客ロイヤリティを高める」取り組みだ。3つ目は「善の循環経営」。善の循環と豊かなハートコンテンツで顧客から選ばれる企業をめざす。4つ目が「ミッション経営」。理念実現のためにアクションを起こせる企業であることだ。
     今年は中期経営計画の1年目、ステージ1だ。「まず負の問題を取り組もう」と、意識改革や現場力強化に取り組む。そこから次年度の成長進化、市場の創造へとつながっていく。
     現場力強化は、将来の幹部候補を選抜し、外部の講習などを受けさせる。「コストはかかるが将来に備える」ためだ。意識改革については5年前から復活させた社内報に加え、毎月、社長のメッセージを収録したDVDを配布。パソコンを持っている事務職には毎日、改善提案や気づき点を報告させる。
     ドライバーからの意見を反映する仕組みも考えている。「なぜ選ばれるのか、選ばれないのか。本物だけが生き残る時代。働いている人間が胸をはれる会社にしたい」。
    ◎関連リンク→ 萬運輸株式会社

     
     
     
     

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