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物流ニュース
「中型免許」以降人手不足が深刻 大型、トレーラ
2011年10月4日
景気が低迷し失業者が増加しているにもかかわらず、運送業界では深刻な人手不足に見舞われている。特に大型トラック、トレーラなどでは、中型免許が制度化されて以降、人材確保に数年間も苦労し続けている運送会社もあるようだ。
大阪府堺市のトレーラ輸送会社は、「ここ1年は、乗務員が足りず常に1台のトレーラが止まっている状態。ヨソの運送会社に相談しても大型トラック、トレーラのドライバーは不足しており、お互いに人材を紹介することなどできない」と話す。
また、同和泉市で幹線輸送を行う運送会社は「人材確保のために、同業他社からの情報ではあるが、求職者が多いと言われる東大阪市に営業所を構えた」という。「中型免許制度が設けられてからは、時間と費用を掛けて大型免許を取得しても、大型ドライバーとしての収入が、それだけ魅力あるものには映らないのかもしれない。かつてはサラリーマンより給与もよく、『お金を貯めるのならトラックに乗れ』という感覚は、今の労働者にはないようだ」と話す。この記事へのコメント
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