公共シィー・アール・イー（東京都中央区）は１０月６日、埼玉県草加市青柳で物流施設用地を取得し、「ＫＣＲＥ草加物流センター（仮称）」の開発に着手したと発表。

　約１万５０００平方ｍの敷地に地上５階建（倉庫部分４層）、延床面積３万平方ｍ超の施設を計画しており、今後、既存建物を解体し、本体工事を来年６月に着工、１３年４月の竣工をめざす。
　同用地は、東京外環自動車道「外環三郷西ＩＣ」から約３ｋｍの草加八潮工業団地内に所在する整形地で、工業専用地域のため２４ 時間稼働が可能。各階の床荷重は１.５トン／平方ｍ以上で、有効高さは６ｍ。大型トラックの接車バースは３４台分設ける予定という。
　また、作業環境に配慮し、庫内照度は３００ルクスを確保。倉庫部分の各階にはトイレと休憩室を各２か所ずつ設置する。
　同社では、「立地・ロケーションが良好。周辺人口も多いことから、労働力確保の点でも高いポテンシャルがある」としている。
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