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    労働時間の管理難しく・・・ 悪質な未払い請求も

    2012年1月20日

     
     
     

     コンプライアンスを重視した経営に取り組む中小運送事業者は多いが、経営者が努力を重ねても解決が難しいのが労働時間超過の問題だ。渋滞や天候など外的要因や、積み込み先で待たされることで労働時間が長くなることもある。こうした業界事情を逆手にとり、未払い残業代を請求されるケースもある。


     現在も数件の労働裁判をかかえる運送事業者。以前に働いていたドライバーから残業代未払いで訴えられた。そのドライバーは、仕事中にトラックに乗ったまま遊びに出かけたりしていたことが判明するなど勤務態度が悪かったが、拘束時間の長さを理由に未払い残業代の裁判を起こしてきた。
     事業者側は一切認めない方向で反論してきたが、現状は和解金による解決の方向へ進んでいる。裁判が進む中で、ドライバー側の弁護士が提出して来た資料が、一般紙に掲載されたトラックドライバーの過労状態が事故を引き起こすという記事だった。事業者は「こうした記事を素行の悪い運転者のために使うことで、本当に苦しんでいるドライバーに迷惑がかかると考えないのか」と憤る。
     一部のドライバーが裁判を起こしたことで、他のドライバーも迷惑をこうむることになった。「コンプライアンスのために出来ることはなるべくやってきた」という同事業者。社会保険など基本的な部分はもとより、毎週1回の安全講習の開催などにも取り組んでいる。点呼も確実に実施し、ドライバーには携帯用のアルコールチェッカーを持たせている。だが、労働時間の管理は荷主の業務内容にも関係するので改善することが難しかった。
     「そもそも製造業のような場合と運送事業では、労働時間の管理は違う」と、ままならぬ実情に頭を悩ませている。

     
     
     
     
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