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物流ニュース
札幌駅前通り 貨物の駐禁規制を緩和
2012年3月29日
札幌駅前通りの「札幌駅前─北大通り」間の道路で1月24日から、駐車禁止規制の緩和が認められ、集配中の貨物自動車(最大積載量5t未満)に限り、終日20分以内なら駐車禁止の取り締まりの対象外となった。
同区間の道路整備が行われていたことに伴い、北ト協が北海道警察本部、札幌方面中央警察署、札幌市に対して要請を行ってきた結果、実現にいたったもの。北ト協では「運転者などに規制緩和を周知していただくとともに、運用に当たっては、交通法令の順守とマナー向上について指導をお願いしたい」と呼びかけている。
同市では平成18年6月の改正道交法施行による民間駐車監視員制度の導入に伴い、駅前地区、大通地区、すすきの地区の15区間・34か所で、集配作業中の普通貨物車両の駐車禁止規制を既に緩和していたが、緩和区間は主に大通り公園から南側に設定されていた。
今回緩和されたのは、札幌駅から大通り公園の北側までのメーンストリートで、タクシー乗り場を除く9か所。この地域は札幌市の中心オフィス街にあたり、企業、金融機関、店舗などが多く立ち並んでおり、貨物の集配が頻繁に行われている。
今回の措置は、この地域で業務を行う運送事業者とドライバーにとって、利便性が高まり、安心して業務を行うことができる環境整備につながった。同市の都市部での円滑な物流体制の構築にもつながる。
札ト協の本間修専務は「大通り公園から北側のオフィス街でも、駐禁規制を緩和してもらうよう北ト協を通じて要請してきたが、ちょうどいいタイミングで道路整備が行われた。緩和区域の拡大は非常に有り難いこと」と話している。この記事へのコメント
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