日本損害保険協会は２月２８日、２０１１年度自賠責保険広報キャンペーンについて記者発表した。主催者あいさつで浅野広視専務理事は「訴求ポイントは自賠責保険の加入が義務であること、この保険は被害者保護が目的であることの２点。特に若年層に重点を置き、車検を必要としない小型バイクなどでの保険の期限切れ防止につなげたい」と述べた。
　今年のキャンペーンキャラクターを務める女優の剛力彩芽さん（１９歳）も同席し、「運転免許はまだ持っていないが、家族とは車でよく出掛ける。保険のことは難しいと思っていたが撮影を通して保険の大切さが分かった。同世代の人たちにもしっかり伝えたい」と語った。

　自賠責保険標章（ステッカー）も期限年度ごとに色を変えて分かりやすく改定。コマーシャルは３月１日から３１日までの１か月間、全国の教習所と映画館で放映するほか、一般の新聞や雑誌、ラジオ、インターネット広告など様々な媒体で実施。
　また、５万円分の旅行券や剛力さんのオリジナルＱＵＯカードが抽選で当たる「自賠責保険クイズ」も行う。
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