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    双輪エアサスを導入 「心地よくて疲れない」とべた褒め

    2012年6月7日

     
     
     

     車両台数が10台程度と小規模だが、1台1台のトラックにはお金をかけているという大阪府の運送会社。昨年から「双輪エアサス車」の導入に力を入れて、運転環境の向上に力を入れている。


     エアサスペンション仕様のトラックは、従来の金属バネの代わりに空気バネを用いており、細かい振動を吸収し、荷物の傷みを大幅に軽減させる役目を果たす。衝撃に弱い精密機械などを運ぶのに適しているが、普及しているのは後輪にエアサスを使った車である。
     同社でも、すべてのトラックが後輪エアサス車であったが、昨年初めに運転者の中に痔を患っている人がいたことから、新しく導入した大型トラックには前輪にもエアサスを装備した。双輪エアサス車は全国的に見てもあまり走っておらず、社長自身も実際に長距離を走って「双輪エアサス」を体感してみたが、「最初は酔うような感覚になり、若干の違和感を生じた。しかし、慣れてくると心地良よくなってきて、また、運転後の体の疲れが全然違う」と、運転中の居住性が向上することを強調していた。
     実際に乗っている運転者も「ガタガタした振動が一切なく、荷物は倒れず、他のトラックが乗れなくなるくらい乗り心地が良い」とべた褒め状態で、同社では今後導入するトラックは双輪エアサス車にすることに決めたという。社長は「うちは車に目いっぱい経費をかけていく。運転者の働く環境が最優先」と話す。

     
     
     
     

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