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    日ロフェリー協 セミナーでサハリンの魅力アピール

    2012年6月13日

     
     
     

     日ロフェリー定期航路利用促進協議会と北海道は5月25日、道庁交流広場で「船で行くサハリンの魅力」セミナーを開催。北海道二十一世紀総研客員研究員の桑原幸範氏が「サハリン〜物流拡大のポイントとは」をテーマに講演した。


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     桑原氏はサハリン州について、「90年代までは極東ロシアで最も貧しい地域だったが、サハリン1.2の開発に伴い05年から5年間で州の予算が4倍に膨らみ、賃金水準はロシア全体の1.8倍と豊かな地域に変わった。人口は51万人で、十勝地方くらいの購買力。オールジャパンで攻めるには小さい市場だが、近接した北海道としては魅力的な市場」と指摘した。
     サハリンの貿易構造について「北海道はサハリンから魚と燃料など年間700億円買い、主に中古車など100億円売っている。片荷となっており、北海道の強みである生鮮・加工食品の輸出はほとんどない状態」とし、「サハリン州の消費材は、大陸のウラジオストクを物流拠点としてほとんどが入っており、これも片荷構造」と解説。
     サハリンとの間に北海道独自の物流ルートを開発し、生鮮食品を持っていくことで「サハリンからウラジオストクまでの帰り荷に北海道の産品を載せることが出来る。これを突破口として、ロシア極東全体への物流の展開が期待できる」と持論を展開した。
    ◎関連リンク→ 株式会社北海道二十一世紀総合研究所

     
     
     
     

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