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    ビーインググループ喜多社長「経営に必要なのは自立」

    2012年9月3日

     
     
     

     昭和61年の創業以来、アクティー(石川県金沢市)を北陸屈指の運送会社に育て上げ、現在、ビーインググループとして運送はもとよりタクシー、バスなど幅広い業種を展開。売上規模も100億円をうかがうまで急拡大している。
     同グループを束ねる喜多甚一社長(45歳)は「すべては経営者のここ次第だと思っている」と胸に手を当てる。
     これまでの歩みと今後の展望を聞いた。
     ―運送業を始めたきっかけは?
     喜多社長「学生時代に父親が運送事業に失敗した。生きるために働き口を探していた際、父親の縁で鶏肉屋さんが私に軽トラ1台で鶏肉のルートセールスをしないかと勧めてくれ、手取り15万円以上を約束してくれた。それがきっかけ」


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     ―ルートセールスではどんな仕事を?
     喜多社長「鶏肉を軽トラで運び配達先で注文を聞く、いわゆる御用聞き。一生懸命に働き気がつけばトラック20台になっていた」
     ―それで会社をつくった。
     喜多社長「税務上、会社にしたほうがいいと勧められた。オヤジの苦労を見てきたから絶対にやりたくなかったが、陸運局(運輸支局)からは白トラだと指摘される。悩んでいたときに、たまたま『物流』という言葉に出会った。私は運送業ではなく、輸送から保管、荷役、流通加工、情報システムまで網羅したサービスを提供する『物流業』ならやりたいと直感的に思った」
     ―現在でいう3PLですね。
     喜多社長「まさにそう。20年前にそれをやろうと思った」
     ―成長の要因は?
     喜多社長「トラックの時間貸しや小口配送など大手のやらないことをやった」
     ―ニッチ市場の取り込みに成功した?
     喜多社長「何より大切なのは経営者の気持ちだと思う。私は論語や孟子などの古典を好んで読むが、そこでリーダー論を学んだ」
     ―リーダーとして大切なことは何か。
     喜多社長「自立することだ。人のせいにせず、すべては自身の責任としてとらえるよう考え方を変えた瞬間から、私の人生は大きく変わった」
     ―具体的に変わったことは何か。
     喜多社長「誤解を恐れず言えば、営業とは駆け引きや時に騙し合いという面がある。それではダメだと考え、わが社ではサービスを売りに行くというスタンスを一切やめた」
     ―相手から依頼される仕事をすべきと?
     喜多社長「そう。私どものお客様の大半は口コミによるもの。そのためには他社に負けないきめ細かいサービスが必要だ。メリットのある提案をするのはもちろん、人材教育にも力を入れている」
     ―9月にはホールディングス体制に移行するそうですが、最後に今後の展望を。
     喜多社長「一部採算ベースに乗っていない会社を立て直し、グループ16社すべてを黒字に持って行く。また、アイデアはあるが資金がない若者とアイデアを求める資本家を結びつけるなど、投資育成事業を新規に展開したい」
    ◎関連リンク→ ビーインググループ

     
     
     
     

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