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    物流連 物流企業のためのBCP作成ガイドラインを作成

    2012年8月16日

     
     
     

     物流連(伊藤直彦会長)は1日、「自然災害時における物流業のBCP作成ガイドライン」を発表した。
     東日本大震災の経験から事業継続計画(BCP)策定の必要性が謳われているが、BCPを策定していた事業者でも、大震災時には安否確認や被害状況の把握、業務再開に向けた外部との調整でスピード感に欠けるなど、十分に機能したとは言えない部分があった。これらを踏まえて作成した「ガイドライン」であり、物流事業者が広範囲にわたる自然災害を対象としたBCPの新規策定および見直しをする際の参考となるような内容。


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     物流連の大庭靖雄理事長は「物流は大切な社会インフラの一つであるという意識を持ち、物流事業者は企業規模を問わずBCPの策定が必要。しかし経営環境は企業規模や荷主により異なる。雛形を作り、そのアレンジで対応できるものではないため、作成の考え方やポイントを押さえたガイドライン形式とした」と説明。
     ガイドラインは事前の予防・減災対策、発災直後の措置、復旧対策と順を追う形式。物流連のホームページで公開しており、今後、要望に応じて冊子での作成も考慮。大庭理事長は「7月27日に国交省の田中裕司政策統括官にガイドライン作成の報告をし、行政の立場からも物流事業者のBCP策定・改定の促進支援をお願いした」と述べた。
    ◎関連リンク→ 一般社団法人日本物流団体連合会

     
     
     
     

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