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    流通サービス 3PL事業推進 オルビスの物流改革

    2012年9月28日

     
     
     

     流通サービス(川添藤夫社長、埼玉県草加市)では現在、生協を荷主に物流サービスを手掛ける生協物流事業、首都圏を中心に3温度帯対応型による次世代型宅配事業とともに、三つ目の柱として3PL事業を推進している。
     その一環で取り組んだのが、オルビス(ポーラ・オルビスグループ)の物流改革だ。オルビスでは、それまで関東に3か所あった物流拠点を関東、関西の2拠点に集約、顧客サービスの充実を進めている。センター構築からシステムの導入まで、物流のすべてを手掛けているのが同社だ。


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     2月に西の物流拠点となる西宮北物流センターの稼働に続き、8月には東の拠点となる騎西物流センターを稼働させた。
     両センターには新デジタルラインを構築、処理能力を大幅に向上させるとともに、リードタイムの短縮を実現。マテハン能力は1時間当たり1800件と、これまでの約1.5倍となった。離島など一部の地域を除いては翌日配送を実施し、都市部では当日配送も可能にしている。
     今回の物流構築で、顧客にコスト抑制やリードタイムの短縮、そして業務効率の向上を図ることを成功させた。化粧品の通販事業に画期的な物流として注目を集めている。
     同社では、今回の取り組みで得られたノウハウを武器に事業拡大を図り、3PL事業を柱に成長させていくとしている。
    ◎関連リンク→ 株式会社流通サービス

     
     
     
     

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