Now Loading...
 
  • 物流ニュース

    労働時間改善したが・・・退職者続々、仕事の負担増に

    2012年11月1日

     
     
     

     労基署から労働時間の問題を指摘された運送事業者。労働時間の見直しで給料が減り、ドライバーが次々と退職。残ったドライバーの負担が増えてしまったと頭を抱えている。
     運送事業者にとって労働時間の問題は切実だ。対策をしないわけにもいかず、事業者は社内体制を見直した。ドライバーの労働時間は改善されたが、その分の収入も減ることになった。労働時間が減り給料は変わらない、といった状態であればいいが、現状では荷主からの運賃増は見込めない。法令順守のため、ドライバーの労働時間と給料を減らしての対応となった。


     予想外だったのは、ドライバーが何人も退職してしまったことだ。長時間労働でも給料の高い方を求める気質のドライバーも多く、そうしたドライバーは別の会社へ移ってしまった。
     ドライバーがいなくなったからといって仕事を断るわけにはいかない。辞めていったドライバーの仕事を、残ったドライバーがこなすことになった。
     「労働時間を見直すためにやったことだが、結果的に、残ったドライバーの労働時間が以前より長くなり、過重な負担になってしまった」と同事業者。コンプライアンス優先か、収支優先か、と現状の解決方法を探っている。

     
     
     
     

    この記事へのコメント

     

    コメントをする

    ※コメントを投稿することにより、利用規約をご承諾いただいたものとみなします。

    内容をご確認の上、送信してください。

     
     
  •  
  •  
  • 「物流ニュース」の 月別記事一覧

     
  • 物流ニュース」の新着記事

  • 物流メルマガ

    ご登録受付中 (無料)

    毎週火曜に最新ニュースをお届け!!

    ≫ メルマガ配信先の変更・解除はこちら