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    日立物流 景気減速で減収減益

    2012年11月12日

     
     
     

     日立物流の今3月期連結中間決算は、売上高2714億9800万円(前年同期比1.0%減)、営業利益101億100万円(同13.7%減)、経常利益98億8800万円(同12.2%減)、税引き利益50億4200万円(同7.4%減)と減収減益となった。新事業コンセプト「スマートロジスティクス」展開による他社との差別化推進、システム物流事業の新規案件受託の底堅さはあったものの、世界経済の景気減速の影響を受け、既存顧客の取扱物量減から売上高が減少。さらに、営業利益はバンテックの顧客関連試算の減価償却費を計上したことが響いた。


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     通期の目標は、売上高5700億円(前期比2.9%増)、営業利益258億円(同11.5%増)、経常利益253億円(同10.4%増)、税引き利益142億円(同13.0%増)で修正はない。
     10月30日に開いた説明会で、鈴木登夫社長は「物量減で落ち込む売上高は、システム物流の新規案件などでカバーし、プラスにして目標の5700億円は達成する」と強調。年平均成長率8%で見込んだ売上高7500億円と営業利益450億円を目指す「2015年ビジョン」達成に向け、「さらなる事業拡大に取り組む」との意欲を示した。
    ◎関連リンク→ 株式会社日立物流

     
     
     
     

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