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物流ニュース
全ト協 交通事故統計データを公開、「死亡・重傷事故」74件増
2022年7月31日
全ト協(坂本克己会長)は7月21日付のHPで、2021年の交通事故統計分析結果として「確定版(車籍別)死亡・重傷事故編」と「確定版(車籍別)死亡事故編」2つのデータを公開した。
これは「総合安全プラン2025」として公表された、令和7年度までに達成すべきトラック運送事業における目標値を目指した取り組みの一環。
交通事故の発生状況には一定の特徴がみられるところから、警察庁が公表した、2021年1月~12月までに全国で発生した交通事故データを基に、事業用貨物自動車(軽貨物を除く)が第1当事者となった死亡事故または死亡・重傷事故を、13項目の視点で統計・分析したもの。
死亡事故件数は前年より7件減の200件だったが、死亡・重傷事故件数は1065件で、前年より74件増加している。
発生地は死亡事故の1位が埼玉県、2位が大阪府で、死亡・重傷事故では1位と2位が逆転するも、同じ1府1県となっており、道路区分では8割が一般道路で発生している。
これらのデータは多くが表やグラフ化されているので、各事業者での事故防止活動の際、参考データとして活用できそうだ。
このほか、女性活用の観点から、「女性トラックドライバー採用成功事例集」の冊子を作成、トラック運送事業者で女性のトラックドライバーを採用できた5社のケースを事例として紹介している。
◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会
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