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物流ニュース
トランコム 東証、名証一部へ上場
2012年12月11日
トランコム(清水正久社長、名古屋市東区)は12月10日、東京証券取引所第一部、名古屋証券取引所第一部銘柄への指定の承認を得たと発表。同17日から、それぞれ取引を開始した。
同社は1956年、武部宏会長の父純三氏が、トナミ運輸から愛知小型運輸の営業権を取得してスタート。59年に、トランコムの母体となる大手電機メーカーの倉庫事業を手掛けるナゴヤトランスポートセンターが設立された。
95年4月に株式をジャスダックに公開。02年2月に東証2部、名古屋2部に上場した。10年以上増配を継続しており、今期は売上高881億円(8%増)、営業利益45億1000万円(17.3%増)、経常利益43億6000万円(14.8%増)、純利益25億4000万円(24.9%増)を見込む。
主力の物流情報サービス事業は、年間80万件の荷物と空車をマッチング。3PLのロジスティクスマネジメント事業と、生産請負のインダストリアルサポート事業(IS事業)が事業の柱。中国の大連、天津、上海、香港の4拠点、タイのバンコク、インドネシア・ジャカルタで物流情報サービス事業の展開も進んでいる。本格的に東アジア、アセアンを見据えた海外戦略を打ち出し、天津に現地法人を設立。生産請負事業の海外拠点として事業展開している。
◎関連リンク→ トランコム株式会社この記事へのコメント
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