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    内航総連 奨学金制度開設へ、今年度開始めざす

    2013年2月7日

     
     
     

     日本内航海運組合総連合会(上野孝会長)と内航大型船輸送海運組合(栗林宏吉会長)など会員5組合は1月17日、合同賀詞交換会を開催。上野会長は、船員の高齢化や船舶の老朽化、カボタージュ問題など業界の課題を指摘し、「内航海運は海運立国日本の重要な柱。関係者の皆さんの理解と協力をお願いする」と呼び掛けた。


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     内航総連では「内航船員育成奨学金制度」の創設に向け、昨年10月から同奨学基金3億円を目標に寄付金を募集しており、同会長は「制度は今年度からスタートさせたい」と協力を訴えた。
     来賓の太田昭宏国交大臣が、「国内のことは今まで通り国内で行うのが鉄則だと思う」とカボタージュ堅持を示唆。「景気、経済を回復させ、最前線で働く人たちに追い風を送ることがわれわれの役目。しっかりバックアップする」と述べた。
     衛藤征士郎衆議院議員は「景気を軌道に乗せるにはホップ、ステップ、ジャンプで3年かかる。15か月予算でなく、本来は36か月予算で考える必要がある。過去のように単年度で終わってはいけない」と強調。細田博之衆議院議員(自民党幹事長代行)は「安倍政権誕生で日本経済にも明るい兆しが出てきた。この雰囲気を大事にして最大の努力することを誓う」と述べた。
     梶山弘志国交副大臣の乾杯の発声で祝宴に入り、和やかに歓談した。

     
     
     
     

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