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    高速道路 運行費浮かす計画が「トホホ」の結果に

    2013年2月6日

     
     
     

     「その日はワケあって遠回りすることになった」と岡山ナンバーの4トン車ドライバー。「走る距離が短いにもかかわらず、なぜか高速代が高くなってしまった」と不満げだ。会社から支給される高速料金などを含んだ運行費を浮かそうとして、部分的にしか高速道路を走らないといった工夫を凝らすドライバーは多い。岡山のドライバーの場合も、まさにそうだった。


     「遠回りのワケ」については詳しく聞けなかったものの、その日の早朝(通勤割引の時間帯)にドライバーは岡山総社IC(岡山道)から流入し、五日市IC(山陽道)まで高速道路を利用。ただ、普通なら岡山道を南下して山陽道へ入るところだが、ドライバーは岡山道を北上して中国道へ流入、さらに広島道を経由する形で五日市ICへたどり着いた。通常ルートが延べ154.8kmなのに対し、同経路は213.4kmと明らかな遠回りとなる。
     インターネットで高速料金を調べると4550円だったが、ETC通勤割引が利くために3100円。「帰りは山陽道でもよかったが、中国道は交通量が極端に少なくて走りやすいので、行きと同じルートで戻ることにした」と話すドライバーだが、時間に余裕があったことで全線の高速利用をやめ、同じく通勤割引の対象となる夕方の時間帯に、岡山道へ合流する直前の北房IC(中国道)で高速を出た。往路と比べて高速道路の利用距離を43.8km縮めたことで、「いくらかでも運行費が浮かせる腹積もりだった」という。
     ところが、北房ICのETCゲートをくぐる際の料金表示は「3450円」。ちなみに、ドライバーが所属する運送会社は「ETCの車載器もカードもドライバーの自己負担が原則」のため、個人の判断で運行費を浮かすことが当たり前らしいが、結果として同日は350円を持ち出しする格好になってしまった。
     ドライバーの疑問をネクスコ西日本に聞くと、「料金は最短の距離で自動計算される」。すでに気付かれた方も多いだろうが、この一言がすべて。かつてのような検札所が存在しない現状では、仮に遠回りのルートを走ったとしても課金されるのは最短ルート分で、実際には岡山道から中国道、広島道へと乗り継いだドライバーだが、精算システムは山陽道を走った料金を計算するということ。
     そのため、途中で降りて高速代を節約したつもりだった復路ルート(延べ169.6km)は、全線高速を走った場合(154.8km)より割高になるという「トホホ…」の結果に。「そんなことなら最後まで高速を使って楽をすればよかった」と残念がっている。

     
     
     
     
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