ピアノ輸送の全国組織、オールジャパンライン（ＡＪＬ、愛知県あま市）はこのほど、第１２回定時株主総会・役員会を開催した。
　坂本照親社長は、「昨年は新規グループ会員が９社加わり、４６社が加盟する全国的な組織となった。ＡＪＬに加盟して良かったと言ってもらえるようなグループ運営、舵取りを行っていく」と述べた。さらに、決算では運送売り上げが前年比約１５％増と好調だった結果についても触れ、「会員相互の共同作業と親睦及び互助、情報交換、業務研鑽を通
して増収・業績向上を目指すＡＪＬの目的を少なからず達成できたと考えている。今期の目標はピアノ、コピー機、金庫、精密機器、大型プリンターなどの全国輸送を受注できるよう皆様の力をお借りしながら努力していきたい」と力強く述べた。

　総会では全ての議案について承認・可決。提案事項として、ＡＪＬをブロック制にしてはという意見が上がり、役員会で骨子を作成することとなった。また、九州地区を加盟会員３社で県を越えたエリア分けをすることで運送効率をアップさせ、作業レベル、サービスレベルを統一化する提案もあり、３月の繁忙期に間に合うように運用方法を作成する。
　総会終了後は親睦会が開催され、会員同士の熱のこもった議論もあり、グループ発展のために株主・役員が一丸となって前進していこうと決意表明した。
　翌日には親睦チャリティーゴルフも開催され、集まった寄付金は東海交通遺児を励ます会へ寄付する。
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