-
物流ニュース
旭化成とセンコーGHD「Fresh Logi密閉ボックス」活用し冷蔵品混載輸送サービス
2022年12月9日
旭化成(工藤幸四郎社長、東京都千代田区)とセンコーグループホールディングス(福田泰久社長、同江東区)は、旭化成が開発したFresh Logi密閉ボックスによるクラウド型生鮮品物流ソリューション「Fresh Logiシステム」を利用した冷蔵品の混載輸送サービスの提供を開始すると発表。
Fresh Logiボックスは断熱性と気密性が高く、あらかじめ冷やされた商品を長時間低温で保持したまま運ぶことができる。蓄冷材を併用することで、さらなる低温保持時間の延長も可能となる。またFresh Logiボックスは使用後に折り畳んでの返送が可能で、返送時に荷台の場所を取らず、返送も効率的に行える。
これまでに旭化成のFresh Logiボックスは、2021年12月からアップクオリティの提供するサービス「産地直送あいのり便」に採用されており、センコーグループは同サービス上において、常温軽車両を用い飲食店やスーパーなどの顧客へのラストワンマイル輸送を担ってきた。
「Fresh Logiシステム」を利用した冷蔵品の混載輸送サービスの取り組みを発展させるべく旭化成とセンコーグループは、さらなるサービス拡充の検討を重ねてきた。
今後はサービスエリアの拡大や、医療・医薬品など温度管理が必要なさまざまな配送ニーズに対応していく。
さらに、センコーグループの配送ネットワーク(域内配送ネットワーク、物流バスによる幹線輸送、JRコンテナ輸送、貨客混載サービスなど)に「Fresh Logiシステム」を導入し、常温車両への冷蔵品混載により、積載効率を高めて輸送の効率化を進め、物流業界の課題であるトラックドライバー不足への対応、GHG排出削減にも寄与していく。
◎関連リンク→ センコーグループホールディングス株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ