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物流ニュース
センコー 初のファッション・サステナブル・プラットフォーム始動
2022年12月19日
センコーグループホールディングス(福田泰久社長、東京都江東区)傘下のセンコー(杉本健司社長、大阪市北区)は、物流センターで預かるアパレル商品在庫の廃棄ゼロを支援するため、商品の再生加工、再販売、リサイクルなどの機能を備えた業界初のプラットフォーム運営に向けて、新たにゼロブランズ(小林治彦社長、東京都江東区)を8月に設立し、11月15日に公式サイトをオープンした。
センコーは百貨店やショッピングモール、ECなどで商品販売を展開する多くのファッション企業の物流を支えているが、余剰在庫品としてやむを得ず廃棄対象になる商品などがあり、物流会社としてこのようなお客様の課題を解決できることがないか検討してきた。
そこで、再販商品を新たな価値あるモノに変えるため、主旨に賛同していただいた企業との協働で、ファッション・サステナブル・プラットフォームを構築した。複数のファッション企業の商品の返品から再販までの物流の共同化や物流費の削減を図るとともに、多くの在庫販売チャネルとの連携による販売支援やリサイクル会社とのネットワークを構築し、商品廃棄ゼロを目指す。
新会社ゼロブランズの社名の〝ゼロ〟は、廃棄ゼロの実現、また循環という意味を持つサーキュラーの輪を表しており、〝ブランズ〟は信頼ある、価値ある商品・企業が集まるという意味を込めた。ゼロブランズは、ファッション企業とともに協力して、サステナブルな社会づくりへの思いを広め、ファッション本来の楽しさを与えられる企業を目指している。
公式サイトでは、ファッションサステナブルの取組事例や最新情報サイト及び、社内向けEC販売サイトを11月15日に公開するほか、一般向けEC販売サイトを2023年9月にオープンする予定。センコーは、ファッション商品の廃棄ゼロを推進することで、サステナブルな社会づくりに貢献していく。
◎関連リンク→ ゼロブランズ
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