日本３ＰＬ協会（大須賀正孝会長、東京都千代田区）は３月１５日、第８回「経営者セミナー」を開催した。第１部ではハマキョウレックスの大須賀会長が「３ＰＬと経営」のテーマで講演。

　第２部では良品計画の松井忠三会長が「良品計画の経営改革とグローバル戦略」と題して解説。「出来そうにないことを山ほど提案して企画が通ってしまうと、イザやる時点で〝どうせ出来ない〟と現場はしらけてしまう。計画９５％、実行５％の実力のない会社を作り出す結果になる」と説明。顧客の声を反映させた商品開発や経営の変革のポイントとしてインターネットを介した開発やコスト構造の変革、人材育成など多角的な変革と海外展開について語った。最後に「経営者として自分の器以上に会社は大きくならないと実感した」と述べた。
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