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物流ニュース
日本3PL協会 「アジアの3PLをリードできる存在に」
2023年2月8日
日本3PL協会(東京都千代田区)は1月18日、都内ホテルで「新年賀詞交歓会」を開催。
開会にあたり和佐見勝会長は「物流現場の視察委員会と改善委員会、EC物流を研究・開発するEC物流委員会がある。EC物流委員会は1年かけて勉強して年に一回成果を発表、共通のノウハウとして公開している。『3PL管理士講座』は人材育成を目的に半年間教育し、150人以上の卒業生を排出。セミナーも経営塾や成長企業を招いたトップセミナー、AI・ロボットなど最先端技術の動向を研究・勉強するインテリジェントセミナーなど目的別に開催している」と組織と活動を説明。「サプライチェーン効率化のため、いずれはアジアの3PLをリードできる存在となり、3PL協会ならではの施策を実行していきたい」と語った。
来賓の国土交通省大臣官房参事官(物流産業)の勘場庸資氏は「今年は2024年問題を控え、物流にとって重要な一年」と述べ、2023年の3本柱として「一つ目は『ピンチをチャンスに』。ピンチである一方、物流業界の商慣習・構造を見直す絶好のチャンス。二つ目は『価値を価格に』。物流が提供する時間価値、環境価値その他さまざまな価値に合理的な価格はついているか。三つめは『三方良し』で、物流コストが上昇しそうな時、それを他の分野にしわ寄せすると日本経済や社会全体の生産性、競争力が低下する。物流業者、発着荷主、消費者がウィンウィンとなることで経済・社会が発展する」とし、「国交省、経産省、農水省は共同で検討会を開催し、持続可能な物流の実現に向けて取り組みを進めていく」とあいさつした。
引き続き、加藤進一郎専務が活動説明、山嵜唯副会長が乾杯の発声の後、参加者たちは、活発に情報交換を行った。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本3PL協会
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