福岡県トラック協会福岡支部（中村司支部長、博多区）は１月２３日、２４日の両日、同区内にある会館で、運行管理者試験事前講習会を開催、約８０人が参加した。

同講習会では、埼玉県草加市にある宮崎運輸の宮崎啓純社長を講師に招き、同試験対策について学んだ。

宮崎社長は、自社のドライバーを運行管理者試験に合格させるために、自ら学び研究し、独自で試験動向の分析を行っている。

当初は自社のドライバーのためだったが、同業他社のドライバーの試験対策について教えたことで、協同組合などで開催するセミナーなどでも、講師として教えるようになった。東京の運送事業協同組合の連合会である東ト協連でも、講師として招かれている。

参加者らを前に同社長は、運行管理者という資格の重要性や、その大切さについて説いた上で、試験対策の講義に臨んだ。

同社長の講義は、誤解させるような言い回しなど、受験者を惑わす出題の仕方などを丁寧にわかりやすく教えるのが特徴で、両日にわたって行われた講習会でも、参加者らは熱心に耳を傾けていた。

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