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物流ニュース
デジタコで浮かぶ記録 「連続運転」の是非は
2013年8月21日
デジタコの記録に関して、悩んでいる事業者がいた。書物の配送業務をしているトラックに本来、装着義務のないデジタコを着けたところ、「連続運転時間」(長時間運転)といった記録の存在が浮かび上がってきたというのだ。
この会社の複数の運行記録によると、書物配送業務のトラックの1日の運行は午前5、6時ころから始まり、昼過ぎには終了する。総労働時間自体は問題ないのだが、4時間以上の運転の場合は30分以上の休憩をはさまなければならないという基準に違反してしまう。
あるトラックは午前6時前の運行開始から一度の休憩をはさみ、午前10時ごろから約2時間の「連続運転」違反が記録されることになった。事業者は、「連続運転とはいっても、荷下ろし時間などは運転席から下りて体をほぐしている」と話している。
長距離運送をする別の事業者は、こうした点について「4時間の連続運転規制は本来、長距離にまつわる漫然運転を規制したもの。地場の配達でも適用されるのか」といぶかっていた。この記事へのコメント
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