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物流ニュース
ガード引越センター 成果報酬型の賃貸サイト「借り住マ.com」
2013年9月5日
中小企業で構成された引越事業連盟協会を設立して、新たなビジネスモデル賃貸ポータルサイト「借り住マ.com」を6月1日にスタートさせたガード引越センター(山田芳和社長、大阪府摂津市)。新たな取り組みとして、関西と関東の不動産賃貸物件情報から一般ユーザーが成約すると、無料で引っ越しができる仕組みを構築している。
従来の不動産サイトと異なり、月額使用料や登録料がすべて無料。同協会に加盟している8社と提携している不動産会社が物件の情報を提供しており、不動産業者は成約すれば家賃1か月分をサイト運営会社に広告料として支払う仕組み。成約できなくても支払っていた広告費を軽減でき、ランニングコスト面でメリットになる。また、成約時の家賃1か月分が運賃となり、引っ越し業者が大手と価格競争をすることなく作業を請け負うことができる。
山田優弥専務は「引越業者の増加による価格競争や大手企業の24時間体制請負サービス、運賃比較サイトなどが価格低下につながっている。サービスの向上や利用者への引越料金還元を目的に当サイトを立ち上げた」と現状を打開するために開設したことを話す。「サイト内で物件を探せば引越代も無料になる成果報酬型。皆が得するようになっている」と語る。
価格低下の抑制を目指して設立された同協会。「相見積もりもなく価格を安定させ、大手に対抗するための協会」とし、「価格の値上げを目指して加盟事業者と物件情報を増やしていけるように取り組んでいく。今後は、営業戦略を強化し全国展開を考えている」と意気込みを語る。
◎関連リンク→ ガード引越センターこの記事へのコメント
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