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物流ニュース
丸山自動車 フレーム修正機を導入、関東で唯一
2013年9月9日
トラック修理などを手がける丸山自動車(丸山元社長、埼玉県八潮市)は今春、社内設備を一新。関東では同社にしかないというイタリア・スパネージ社製のフレーム修正機を導入した。
丸山茂副社長は、「新しい機器の導入で、今まで廃車にするしかなかったものまで修理できるようになった」と話す。「キャビンの破損の場合、直す、新品または中古のキャビンに交換する、廃車にするといった選択肢があるが、交換の場合は時間とコストがネックになる」という。「今は中古のキャビンが品薄で高く、新品でも2〜3か月待ちになることもざら」。「使用年数やもともとの状態によって最善策も変わってくるが、修理可能な車両の幅が広がった分、事業者の〝安く、速く〟というニーズに応えられるようになった」と同副社長。
「スパネージ」は三次元で歪みを計測し、車体を固定した状態で引っ張り、元の位置まで戻すため、従来に比べて仕上がりも良く「足回りにガタが出ることも少ない」。「安さだけでなく品質も良くなったと実感してもらえるはず」と副社長は自信をのぞかせる。
フレーム修正機のほか、メーカー指定の溶接機も導入。「事業者とメーカー、両者のニーズに対応できるシステムをそろえた」という同社は、保険会社の指定工場でもあり、2年ほど前からは保険アドバイザーとして様々な案件に立ち会っている。「事業者にとって修理は余分な出費。コスト面でも色々な提案をして、納得できる方法を提供できたら」と話している。
◎関連リンク→ 株式会社丸山自動車この記事へのコメント
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