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    燃料費、月10万円増 緊急措置熱望する鋼材輸送事業者

    2013年10月9日

     
     
     

     燃料価格が大幅な値上がりをしている。運送事業者にスタンド買いについて尋ねると、リッター120〜125円が中心で、中にはリッター130円に達する事業者もいる。大型トラックで関東への長距離輸送を行う大阪市の運送事業者では、「インタンクとカードでのスタンド買いをしているが、5円程度しか差額がない。
     大型で1か月8000キロ走行すると、燃費はリッター3キロ。リッター125円で計算すれば33万円を超える。運行すればするほど赤字で、現状の運賃や燃料価格では事業が成り立たない。ト協や政府に何らかの対策を行ってもらう必要がある」と悲痛な表情で語る。


     また、燃料価格高騰で最も厳しい経営を強いられているのが、鋼材輸送を展開する事業者。道交法の改正に伴い、現在では積載量が大幅に減少しているが、安全性などからツーデフヘッド(駆動軸2輪)であれば、今まで通り総重量36トンで積載量28トンのバラ積みが認められていることから、一部の事業者ではツーデフヘッドへの乗り換えを行っている。
     大阪市住之江区の鋼材輸送業者でも「ツーデフの燃費はリッター1キロから1.5キロ程度。当社は月に5000キロ程度の走行なので、リッター124円で購入しても、燃料費は40万円を超えてしまう。今まではシングルヘッドでリッター2キロの燃費、軽油価格も105〜110円程度で30万円を超えることはなかった。1か月で10万円以上の燃料費が違う。しかし、運賃は今まで通りで、1か月で120万円程度の売り上げだと利益率は大きく変化してしまう。これ以上、燃料価格が高騰すれば経営が成り立たず、廃業や倒産に陥ってしまう」と話している。
     大阪府堺市の鋼材輸送業者でも「何とか生き延びるために自社で修理、ユーザー車検、タイヤ交換などを行っている。漁業は農水省が緊急措置を取っているが、われわれ運輸業界も経済の動脈。このままでは物流は混乱し、経済にも大きな影響を及ぼす。緊急対策として引取税の一時廃止(32円10銭)を行うなど緊急の措置が必要。このまま事業が維持できなければ車両の小型化を進めていく」と語る。

     
     
     
     
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