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    用足しやめて!住民から苦情、国道事務所が呼びかけ

    2013年10月23日

     
     
     

     国交省常陸河川国道事務所の水戸国道出張所が「路側帯での駐車、用足しをやめて」と、トラック事業者らに注意を呼び掛けている。場所は、国道51号が県道と交わる東京方面「夏海IC合流部」の路側帯で、地元住民から苦情が相次いでいるという。国道事務所が、こうした内容で事業者に訴えるのは極めて異例。同出張所では「ドライバーのマナーの問題だが、苦情がやまないようなら取り締まりも含めて新たな手段を検討したい」と話している。


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     今年6月、小学生の息子を学校に送り迎えする保護者から、大洗町に電子メールで苦情が寄せられた。「大型トラックの運転者が平然と用足しをしている。取り締まってほしい」というものだった。現場は、夏季には海水浴客で賑わう大洗サンビーチのすぐそばで、中学校の通学路にもなっている歩道橋が並行して設けられ、用足しをしていれば丸見えになる。 
     その後、中学生の保護者を中心に「子どもらが利用する場所でのモラルに欠けた行為が不快」「頻繁に行われているため悪臭がすごい」などの苦情が相次ぐようになった。隣接するひたちなか市にも「道路は公衆便所じゃありません」など同様の苦情が寄せられるようになり、同出張所では「路側帯での不要不急な駐車は接触事故などを誘発するので危険な面もある」ため、茨ト協などに注意を呼び掛けることにした。ただ、夏海IC合流部は、長距離を走ってきた他県のトラックも多く流入する地点。実際に他県ナンバーの大型車の目撃証言も多く、「県内の事業者だけに訴えても効果があるのかどうか」との声もあったという。
     実際に現場に赴いてみると、平日の昼間だったためか駐車車両はなかったが、確かに悪臭が漂っていた。
     ドライバーのモラルの問題ではあるものの、夏海ICは長距離トラックなどが多く利用する幹線一般道路の合流点にもかかわらず、付近に大型トラックが駐停車できる休憩施設がないことも影響しているという。

     
     
     
     

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