地元の女子硬式野球チームをサポート――。外村物流運輸（外村善一社長、滋賀県東近江市）は７月１５日、同社の愛知川物流センター（愛知郡愛庄町）で「東近江バイオレッツスポンサー授与式」を開催した。

社会人の女子選手が野球に打ち込める機会をなくさないためにと、平成３０年４月から活動をスタートさせたクラブチーム・東近江バイオレッツ。昨年、西日本大会で３連覇を達成するなど強豪チームでもある。外村物流運輸では今年度から同チームのスポンサーとなり、年間５０万円を支援し、さらに地元ケーブルテレビへのスポンサー料も含めて総額５５万円を支援。また、同社の大型、中型、小型車計３台に同チームのロゴマークをラッピングし、知名度向上にも貢献する。

今回のスポンサー契約は、外村勝也常務がかねて「誰かのために力になれる社会貢献活動を何か出来ないか」と常に考えていたところ、外村社長が所属している八日市ライオンズクラブの例会で、バイオレッツの協賛をお願いされ、社内の会議に諮り、支援の決定に至った。外村常務は、「２人の息子が１年前に学校での出前授業で野球を教えてくれたのがバイオレッツの選手の皆さんであり、ご縁を感じている。微力ではあるが、精いっぱい応援したい」と決意を述べた。

授与式には、バイオレッツの嶋澤徹也代表をはじめ監督、選手全員が出席し、嶋澤代表は御礼の言葉として、「外村物流運輸様とともに、地域を盛り上げて発展させていきたいとの思いである。８月からクラブ選手権が始まるが、（外村物流運輸のロゴの入った）胸のワッペンとともに、全国に名が届くよう日本一を目指して頑張りたい」と力強く語った。外村社長は、「会社としてこうした取り組みは初めてであり、今後とも後方支援を頑張らせて頂くので、ますますのご活躍を祈念している」と、選手たちを激励した。

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