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    三重県 流入車規制対策が環境基準達成で撤回?

    2013年10月29日

     
     
     

     三重県で導入が検討されている「三重県流入車対策」規制。平成24年11月に第1回対策検討会議が開催され、これまで6回にわたって議論が続けられてきた。今年7月26日から8月26日まで、同問題に対するパブリックコメントも募集された。しかし、ここに来て同規制が撤廃される「兆し」が見えてきている。結果は今月31日に開催される7回目の対策検討会議で出される予定。
     三重県では「平成22年度を目標とした三重県自動車排出窒素酸化物等総量削減計画」を同15年度に策定。二酸化窒素の環境基準は、国道23号の自動車排出ガス測定局「納屋局(四日市市)」で、同16年度を除き平成22年度まで継続して達成できなかったため、流入車対策を進め、同23年度は環境基準を達成。同24年度は「達成見込み」としており、同25年度も達成される可能性が高い。このことから、規制導入について疑問の声が出てきている。


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     なごの浦運送(鈴鹿市)の中川五彰社長は「平成23年度からすでに環境基準が達成されており、規制を導入する必要性がなくなっている」と指摘する。さらに、「環境基準に満たない車両はどんどん減少していくし、新名神高速道路の完成で流入車両の減少も見込まれることから、環境基準が悪化することは考えにくい」と説明する。
     また、県環境生活部大気・水環境課では、「ここで、もう一度立ち止まって考え直す必要があるのではないかと考えている」ようだ。しかし、「あくまでも事務局としての考えであり、対策検討会議の判断を待つ必要がある」と付け加える。
     中川社長は「こういった問題の場合、パブリックコメントが出て、あきらめている事業者も多いと思うが、粘り強く反対していくことも大切」とコメントしている。

     
     
     
     

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