大阪府港湾局は１１月２５日、都内で「大阪府営港湾セミナー」を開催、荷主など９０人が参加した。セミナーでは、内航ＲＯＲＯ船やフェリーを利用した海陸一貫輸送に係るトライアル助成制度、中古車輸出拠点港としての堺泉北港、境泉北港・阪南港を含めた各種事業用地など、府営港湾の特徴を紹介。
　協同運輸東京支店長の石塚昭道氏によるＲＯＲＯ船のモーダルシフト活用事例や、大王海運定期船事業部営業部営業一課の榎本光氏による同社の取扱貨物の実例も紹介された。

　講演では、関運局自動車監査指導部の本江幸一自動車監査官が「自動車運送事業の安全・安心の確保について」をテーマに、行政処分の対象となる長時間労働や過労運転について説明し、荷主に対して理解を求めた。