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物流ニュース
SGムービング 新たに3自治体と協定、提携自治体は全国83に
2023年9月4日
SGホールディングスグループにおいて、大型家具家電の設置輸送および移転を主軸に付加価値を提供するSGムービング(角本高章社長、東京都江東区)と、リネットジャパングループの子会社で小型家電リサイクル事業を展開するリネットジャパンリサイクル(中村俊夫社長、愛知県大府市)はこのほど、新たに千葉県富里市、東京都府中市、山口県周南市3自治体と「連携と協力に関する協定」を締結し、家電リサイクル法指定4品目を含むさまざまな使用済み家電を自宅から回収する自治体公認サービスを開始した。
使用済みとなった家電4品目は、メーカー指定引取所に運ばれた後、各家電メーカーが引き取った上でリサイクル処理することになっているが、これらの大型製品は、「自宅から運び出すのが難しい」「リサイクル券の事前購入など排出時に手間がかかる」「正しい排出方法が分からない」といったことを背景に、無許可業者による回収や不法投棄が課題となっているという。
このため、両社はさまざまな廃家電の処分手続きをまとめて行えるプラットフォームを開発、2022年12月からサービスの提供を開始した。これまでに全国83の自治体(人口換算で約690万人)と協定を締結している。
同社では、「今後もSGムービングとリネットジャパンは自治体との連携を強化し、正しいリサイクルの促進を図ることで、持続可能な循環型社会の実現に貢献していく」としている。
◎関連リンク→ SGムービング株式会社
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