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物流ニュース
関通 北王流通にWMSを提供
2023年9月11日
関通(達城久裕社長、兵庫県尼崎市)はこのほど、関東圏の食品流通に特化した運輸・倉庫業を手掛ける北王流通(黒田英則社長、東京都北区)に対して、関通が自社開発・提供しているWMS「クラウドトーマス」の提供を開始し、両社で「食品向けワンストップ物流サービス」の協業を開始すると発表。
北王流通は、冷凍冷蔵の輸送インフラや冷凍冷蔵倉庫のキャパシティーを強みとし、関通は、庫内オペレーションのノウハウやWMS等のシステムを強みとしている。両社の強みを掛け合わせることで、北王流通では、既存の顧客のEコマース等の対応の実現、関通では冷凍冷蔵での共配網の構築など、両社の顧客に対して冷凍冷蔵物流サービスの範囲を拡大させ、様々なニーズに対応できる体制を整えることができ、スムーズな物流サービスを提供する。
また、今後の食品、飲料、酒類の市場規模の拡大とEC化率の向上に向けた対応を可能にし、両社のビジネスチャンスを広げることが可能となる。
冷凍冷蔵の配送は、冷凍食品の技術向上が進む中、温度管理が必要な配送においてドライバー不足や配送リードタイム、インフラの依存などの課題もある。その中で、両社が冷凍冷蔵の共配網を構築することにより、これらの課題をクリアするだけでなく、コスト面でもメリットを出せるとしている。この共配網は、首都圏からスタートされる。
◎関連リンク→ 株式会社関通
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